子供の間でもバス釣りは人気のようですが、フローターに乗っている子供ってあんまり見たことがありませんね。きっと、いたとしても絶対数が少ないんでしょう。ちなみにうちの子は３年生くらいの時からフローターに乗せてました。ちょっとした装備の工夫と、大人が一緒という条件さえ満たせば子供でも充分フローターは楽しめると思います。子供ってオカッパリで釣れないとすぐ飽きてバチャバチャ始めて、濡らすな、とか危ない、とか怒られて結局釣りが楽しくないものになってしまう可能性があるんですが、その点フローターなら、堂々と水に入っていいし、乗ってるだけでも楽しいので飽きずに釣りが続くし、なんといっても下手なキャストでもバスが釣れるというメリットがあります。

ここでは「子供をフローターに乗せるには」を書いてみます。
まずフローターですが、子供用というのはありませんので大人と同じ物を使います。多少風には弱いですがＨ型をお勧めします。Ｕだと座る位置が低くてもぐりこむ形になってしまい体の小さな子供だとキャストがうまくできなかったり、水に浸かる部分が多いと足への圧迫感もかなりありますから。もしＵ型に乗せる場合は、座る位置が高くなるように、例えば水泳で使うビート板をお尻の下に入れるとかの工夫が必要です。

次にウェーダーですがお店でもたまに見かけますが需要が少ないのでなにしろ高い！どうせすぐに着られなくなってしまうので安くて、かつ種類が豊富ということから断然海外通販をお勧めします。BPSとかCABELA'Sのカタログを見ればいくつか載っています。アメリカの子供はなんて恵まれてるんだ〜。
ライジャケも同じですが、これは国内でも多少需要があるらしく、そこそこの値段のものがお店でも売られています。もっとも国産メーカーのいいのは、僕のライジャケ（輸入品）なんかよりはるかに高いですけどね(^^;　
フィンも残念ながら子供用というのはありませんので大人と同じものになりますが、足に付ける時はストラップで調整できますから大丈夫です。足への負担を考えて多少小さめの物を選べばよろしいんじゃないでしょうか。
あとは大人と同じで、頭や目を守るために帽子と偏光グラス。これも子供用があります。ロッドはライントラブルが少ないように短めのスピニング。これだけあればいっぱしのフローター乗りの出来上がりです。

ちなみに、ウェーダーは濡れなくて、暖かいという機能を生かして雪が降った時の外遊びや潮干狩りでも活躍します。おもいっきり遊べて楽しそうですよ〜。というか、子供にしてみればそばであーだこーだ言われるバス釣りよりそっちのほうが楽しいのかも(^^;