また道具です。右の写真だけを見て、なんだか分かりますか？
少なくともうちの子供はわかりませんでした。鰹節に至っては「木？」とのたまいました(^^;
子供の頃は、よく夕飯の準備時にこれで削らされました。最初はいやいやでも、削っているうちにだんだんおもしろくなってきていっぱい削るんですが、めったに上手に削れませんでした。母がやると早くて、大きくて薄いきれいなけずり節がどんどんできて大人ってすごいなあと思ったもんです。



今でも、おひたし、湯豆腐、冷奴ｅｔｃ．を食べる時や、出汁もたまには鰹節からとることもあるようですが、100%、すでに削られたパックのものを使います。第一、うちには鰹節が（もちろん削り器も）ありませんから。
手軽になったのはいいけれど、料理に込める愛情や、親の威厳の見せどころがひとつ減ってしまいましたね。
同じけずり節でも、味も香りもいまいちと思うのは気のせいなんだろうか。。。